更新取得には、LIRSをご利用下さい。
Matz日記の「オープンソース・バブルを危惧する」を置き換えてみましょう。驚くほど当てはまりますね。はい。
ここから-->
どれももっともだ。
活動者の環境だが、実際のところどうなんだろう。NPOがもてはやされているとはいえ、官公庁の視点から本当に役に立つ(あるいは投資したい)活動はさほど多くはない。 介護ビジネスなどの高齢者福祉事業は関心をもってもらえる事業だろうから、 介護保険ビジネスなんかはわりと安泰だ(実際はその人たちでも大変なんだけど)。
本当に官公庁が必要とするような事業であれば、その事業そのものを「人質」にできるので、まだ希望があると思う。(中略)。このレベルについては個人的にはわりと希望があると思う。もちろん、絶えざる啓蒙が必要だとは思うけど。
問題は、そうでない事業で活動している人だ。官公庁の利益には直結しないけれども、必要なもの、たとえば子どもの遊びや、子どもの文化の活動家にまで官公庁の関心が届くのはまだまだ時間がかかりそうだ。
これは啓蒙では間に合わない。こういう事業の活動者は、当面副業モデルを選ばざるをえない。ていうか、いっそ、主体的活動者を一手に集めるようなNPO法人が出てきて、優秀な人材を武器に注目を集めるような真似をしないと社会に対するインパクトがないように思う。
だいたい、
NPO法人の事業は,役人といった日本で最もコンサバティブな人たちまでがそれを頼って政策展開を構築するようになりました。しかし,現場で活動したり,普及活動をしたりしている側からはどうか。社会的に認知されるようになり,責任だけは増えましたが,待遇は良くなっていない。かえってよりプレッシャが増している。
また多くの場合,NPO法人での活動は学校や会社から学業・業務として認められていない。学校や会社から帰って1人で夜中まで活動に関わる作業をしているという状況があるわけです。それを「好きだからやっている」の一言で終わらせていいのか。このままでは,日本での優れたNPO活動が増えることは望めません。
なんてことは大きな問題だが、こんな事態になるのは、NPO当事者にも責任がある。
状況が悪ければ声をあげるべきだ。あるいは転職すべきだ。そ れを現状に甘んじているから搾取されるんだ。
我々は奴隷ではないっ
NPO活動家よ、流動化せよっ。
あと、助成金だが、スタートアップだけを支援するという意図があるようですな。まあ、最初が一番大変なので、それはそれで助かるわけだが。いつまでもお上に甘えられんしなあ。
<-- ここまで
…と流動化できるだけ、オープンソース開発者のほうが恵まれているかな。
勝手に文章をお借りしてすみません。 > Matz氏
mput の日記。経由。